イタリアに90日以上滞在するにはNational Visa(ナショナルビザ)と呼ばれる イタリアのビザ を取得する必要があります。National Visaにはいくつかの種類があり、渡航目的により申請するビザは異なります。
National Visaの主な種類:
この記事では人気のイタリアビザであるにもかかわらず、申請難易度が難しいビザを紹介します。
イタリアの自営業ビザにはいくつかのサブカテゴリ―(会社取締役、フリーランス、アーティスト、など)があります。自営業ビザのどのサブカテゴリ―を申請するかにより要件・必要書類・申請難易度が異なります。
なお、会社取締役用のビザと比べ、フリーランスとしてのビザの申請難易度は高いと言えます。フリーランスビザの場合、法律上指定されている要件を全て満たしていたとしても、大使館・領事館の判断により、ビザが発行されないケースもあるため、
【注意事項】自営業ビザには発行制限数(年間)があり先着順でビザが発行されます。
イタリア自営業ビザに関する詳細に関しましては、以下の記事もご覧ください。
イタリアにスタートアップ企業を設立し、最低5万ユーロを投資する際に適用されるビザです。投資家ビザを申請する際の重要点は以下の通りです。
スタートアップビザにも発行制限数が指定されますが、申請者の数が少なく、発行制限数が問題となることは基本的にはありません。
イタリアスタートアップビザに関する詳細に関しましては、以下の記事もご覧ください。
Elective Residence Visa (以下、【ERV】)を申請するには、まずは以下の要件を満たすことが重要となります。
ERVは一種のリタイアメントビザ(退職者ビザ)とされています。したがって、要件を満たされている高齢者の方の申請が通りやすい一方、お若い方の申請の際には【イタリアで就労活動を行わない/行う必要がない】ことを証明するよう求められる可能性が高いです。
ERVビザに関する詳細に関しましては、以下の記事もご覧ください。
このビザは法令第394/1999 第40条を基に申請する自営業ビザの一種であり(発行制限なし)、ICT労働許可書と類似するビザです。主な要件は、出向先企業(イタリア企業)と出向元企業は同じグループ企業に属することです。
なお、駐在員ビザは殆ど使用されないビザであり、代わりにICT労働許可を使用するケースが殆どです。
イタリア ノマドビザ (Digital Nomad Visa)とは、高度なスキルを持つ非EU国籍者が、フリーランスとしてまたは企業の従業員として、イタリアからリモートで仕事を行うことを希望する方に適用されるビザです。
また、イタリア ノマドビザ保有者の配偶者と子供(未成年者のみ)は家族帯同ビザ・滞在許可証を申請できます。
法律上、2024年4月5日から イタリア ノマドビザ の申請が可能となりました。しかし、現時点では各国にあるイタリア大使館・領事館などでの手続きの受付が未だ整っていないため、ノマドビザの申請の受付には今しばらく待つ必要があると思われます。
デジタルノマドビザの申請に関する詳細はイタリア大使館(東京)・領事館(大阪)にお問い合わせください。
デジタルノマドビザに関する詳細に関しましては、以下の記事もご覧ください。
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