EU加盟国以外の国籍保有者がイタリアで合法的に滞在している場合、ご家族もイタリアの滞在許可証を申請しご一緒に生活することが可能です。
イタリアに在住するEU加盟国以外の国籍保有者のご家族
EU加盟国以外の国籍者がイタリアで合法的に滞在している場合、または最低1年間のビザをお持ちの方のご家族はイタリアで長期間滞在する権利があります。
イタリアでの家族の滞在許可証を申請する際に必要な要件は以下の通りです。
適切な住宅と十分な経済状況の証明
家族であることの証明
以下のリストに記載されている方々が家族ビザの対象となっております。
正式に入籍している配偶者、成人でなければならない(最低18歳)
18歳未満のご息女・ご子息(配偶者のお子様にも、イタリアへ入国する権利はありますが、父親と母親の同意書が必要。)
重度の障がいのため経済的に自立していない18歳以上のご息女・ご子息。
ご両親(ご両親を経済的に支えていることを証明する必要がございます。さらに、ご兄弟がひとりも母国にいないことも条件のひとつです。)
65歳以上のご両親 (健康上の問題によって、ご兄弟がご両親を経済的に支えることができない場合)
イタリアに在住するEU加盟国の国籍者のご家族
欧州連合で保証されているEU市民の移動の自由の原則の下、すべてのEU市民が自由にイタリアへ入国し滞在することが可能です。(もちろん滞在手続きは必要です。)こちらに似たような権利がEU市民のご家族にも適用されます。この場合発給される長期滞在許可証はCarta di soggiorno per familiare di cittadino comunitarioといいます。
EU市民のご家族の場合、以下の方が家族滞在許可証を申請できます。
配偶者
内縁関係のパートナー(法的に証明する必要があります。)
21歳までのご息女・ご子息、またはそれ以上の年齢の経済的自立をしていない場合(配偶者の子供も含まれます。)
経済的な支えが必要なご両親 (配偶者のご両親も含まれます)
内縁関係のパートナーとその家族の長期滞在許可証の申請は可能ではありますが、複数の条件を満たす必要がございます。詳細はこちらをご覧ください。(英文)
Mazzeschi法律事務所はこちらで説明いたしましたプロセス全ての手続きをサポートしております。
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She is a Legal Counsel and she holds a Ph.D in Law (University of Bologna). She is specialized in European Union Law and she is the Head of the Japanese Desk and Spanish Desk. She is mother tongue Japanese and Spanish and speaks fluently Italian and English.